拒食症の回復期での注意点は?
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実際に拒食症になって、治療を続けることで、順調にいくと喜ばしいことに状態が回復していくものです。
その頃には本人もいくぶん冷静になって、食事をとってカロリーを摂取できるようになっています。
しかし、このような回復期であるからこそ、注意する点があります。
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食事をできるようになっただけでも、すごい回復だと思うけど、それでも注意が必要なの?
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はい。
まず、大切なことは、こころの回復とからだの回復が必ずしも一致しないということです。
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確かに、拒食症は精神的な病気でもあるから、こころの回復は大切だと思うわ。
どうして、それが体の回復につながらないのかしら?
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これは冷静に考えてみればわかります。
これまで極度なまでに異常に痩せていた体にとって、食事をとれるようになってもすぐに変化できるものではありません。
栄養が不足している状態に合わせた体になっており、体の回復にはどうしてもタイムラグが生じるのです。
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具体的にはどんなことがあるのかしら?
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例えば、それまで停滞していた代謝機能が働きますので体温も高まって汗をかくでしょう。
また皮膚や頭髪の代謝もすすみます。
また、これまで、極度に不足していた栄養分が与えられるわけですから、スケールダウンしていた肝機能が正常にもどるのにも時間を要します。
ですから、一時的に便秘が続くこともあるでしょう。
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なるほど。
衰弱した体が正常に回復するには時間はかかるのね。
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そうです。
ここで、注意が必要なのは、そこで動揺しないことなのです。
せっかく、冷静に食事をとれるくらいに回復したこころの安定が崩れないようにすることです。
また、こころにできた余裕からいろいろなことを逆に考えてしまうこともあります。
回復期には軽度のうつ状態に陥ることもありますので、医師や家族など、周りにいるひとのサポートがさらに求められる期間ともいえるでしょう。
