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拒食症になるとなぜ思考力や記憶力が低下するの?


拒食症になると、当然、体重が著しく減量して体が必要な栄養が不足します。
ですから、体力も極端に落ちることも考えられます。
そしてさらに懸念されることがあります。
思考力や記憶力が低下するということです。

えっ!?
拒食症のイメージとして、過度に痩せ細ってしまう身体的な症状はあるけど、記憶力にまで影響があるの?

はい。
これには大まかにみると2通り理由があげられます。
ひとつは、体に栄養が不足しているということは脳にも栄養が行き渡らないということです。
つまり、脳も栄養不足により萎縮してしまうことから思考力や記憶力などが低下することがあげられます。

脳が委縮してしまうなんて、いろいろな面で影響がでそうだわ。

そうですね。
仕事や勉強面でハンディとなってしまうことが懸念されますよね。
また、脳は萎縮すると完全に回復することが難しいといわれています。
拒食症を好発しやすい受験を控えた10代後半の若年層にとって、やはり気をつけたい病気なのです。

思考力や記憶力低下のもうひとつの理由って何?

そもそも、拒食症は精神的疾患お一種であるためうつ状態になっていることが多いです。
実際にうつ病を併発してしまうこともあります。
うつ状態における人間の脳内には健常時と比較してセロトニンと呼ばれる神経伝達物質に異常がみられます。
記憶や思考そのほかにも食欲など様々な機能の調整をはかる神経伝達物質が低下してしまうのです。
つまり、拒食症からうつ病、さらに結果として脳の機能低下はすべて関連しているのです。

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